里山学覚書

森林科の学生のつぶやき

僕の好きな歌

 

 

 

 

人間臭い歌が好きだ。

咽せるような不安と、ちょっぴりの幸せ。

小さくて、決して綺麗ではない僕らの世界を、

そっと切り取ったような歌が好きだ。

 

 

 

 

 

 

ここに、僕の胸に刺さった歌詞を集めてみた。

別に興味はないと思うけど、暇だったら目を通してみてください。

(随時更新)

 

Hmp Back

Hump Backは、関西出身のスリーピースガールズバンドである。

代表曲は、「拝啓、少年よ」。

少年の純粋で情熱的な感情を、飾り気のないシンプルな歌詞に落とし込んで、それを王道コード進行に乗せて歌い上げる。最高だよね。

僕が高校3年生の時、学園祭で「拝啓、少年よ」を軽音部が歌ってるのを聞いていたら知らずに涙が出ていたのが、このバンドを聴き始めたきっかけだった。

日常の中の素朴な愛情や幸せを拾い上げるのが上手くて、素敵な曲がたくさんある。

Lilly


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明日の天気を気にしてる

君がかわいかった

HIRO

神様どうか笑ってよ

あの頃みたく歌ってよ

本当のことはもうどうだっていいよ

どうやら僕らは騙されたみたいだ

ロックンロールの神様ってやつに

恋をしよう

さよならも言えないまま 大人になってく

夢の中でもし会えたなら 君を抱きしめていたい

 

Sunny car wash

ムーンスキップ


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神様に嫌われたって

君が僕を好きならなんだっていいいさ

天国でも地獄でもスキップでいくぜ

「汚い嘘」がつくりだす「綺麗な世界」。

こんな世界も「神様」がつくっているんだろうか。

「ロックンロールに頼りすぎた僕ら」を神様が許してくれなくても、

「君が僕を好きならなんだっていいさ

天国でも地獄でもスキップでいくぜ」。

 

andymori

オルタナ系のバンドが好きな人なら知ってるんじゃないかな。

「サニカ(sunny car wash)はandymoriに似てる」

と聞いたのがきっかけで聴き始めたけど、実際聞いてみてこの両者は全然違う。

 

小山田壮平の不安が、僕たちに深い共感を与えているのだと思う。

ベンガルトラとウイスキー


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安いウイスキーウイスキーウイスキーウイスキーで全部

丸一日全部無駄にしてしまうようなそんな

Life is party, life is showtime なんて

またおどけた顔で言いたいわけじゃない

Peace

母さん あなたの輝きを僕は忘れないよ

父さん あなたの悲しみを僕は知りたいのです

友よ ただ君のための僕でありたかったんだ

君のように美しくありたかったんだ

本当の心 本当の気持ち

こんな儚い世界の中に 信じた歌がある

こんな儚い世界の中に 信じた人がいる

 

buck number

こちらは、言わずと知れた国民的ロックバンドだが、その中でも少しマイナーなものをあげておこう。

ここだけの話、清水依与吏はルックスと性格があってないと思うのは、僕だけだろうか。

リッツパーティー


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足りないものを 見つけて

それが君だと ちゃんと言おう

 

いきものがかり

準備中

 

YUI

準備中

 

マカロニえんぴつ

スーパーで流れていたのを聞いたのが最初だった。

メンバーが若いだけあって、大学生くらいの若者の感情を表現するのが上手い!

歌詞がめちゃくちゃいい。

ヤングアダルト


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ハロー絶望

こんなはずじゃなかったかい?

でもね、こんなもんなのかもしれない

 

僕らに足りないのは いつだって

アルコールじゃなくって 愛情なんだけどな

「絶望」がしきりに訪れるあまり、もはや「ハロー」と言ってそれを迎えるしかない。

力なく壁にもたれながら、顔には諦めの微笑みを浮かべている。

そんな打ちひしがれた状況を、本当に救えるのは「愛情」なのはわかってるんだけど、それすら望めない僕たちは「飽きるまで飲」むほかないのだ。

「でもね、こんなもんなのかもしれない」。

理想と現実のギャップに苦しむ人は、理想を追い求めているからこそ傷ついている。

だからこそ「僕らは美しい」のである。

洗濯機と君とラジオ

最低限の生活には
洗濯機と君とラジオ
週末は踊ろうよと
誘ったが実は興味ない

 

贅沢を望むなら
冷蔵庫と夢とステレオ
週末は踊ろうねと
誘ったら君も興味ない

生活の必需品と同列に「君」を扱うところが斬新で面白い。

「君のいない生活など考えられない」というありきたりな内容なのに、独特な表現によってとても印象的な歌詞になっていてすごく好きだ。

あとは、「レモンパイ」がいいね。

 

吉田拓郎

親父の影響で中学生の頃からめちゃくちゃ聞いてた。

古いし周りのみんなは誰も知らないんだけど、良いんだよね、これが。

現代の歌手にはない泥臭さみたいのを感じる。

間に合うかもしれない


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間に合うかもしれない 今なら

今の自分を捨てるのは 今なんだ

元気です

幸せの色は 日に焼けた肌の色

唇に浮かんだ 言葉は塩の味

 

あいみょん


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夕焼けが燃えてこの街ごと

飲み込んでしまいそうな今日に

僕は君を手放してしまった

 

明日が不安だとても嫌だ 

だからこの僕も一緒に

飲み込んでしまえよ夕焼け

「猫」ってdishじゃないの?と思われるかもしれないが、実はこの曲を作ったのは、あいみょんである。僕は、あいみょんが弾き語りで歌う「猫」が大好きだ。

ら、のはなし

君の持っているもの 僕に少しください

それがきっと 二人をつなぐ何かになるだろう

他にも、「明日世界が終わるとしても」とかもいい。

毛色の変わったところだと、「ナウなヤングにバカウケするのはあたり前田のクラッカー」がある。これは死語をテーマにした曲なのだが、僕らの世代にとっては逆に新鮮に感じられて面白い。

 

星野源

日常


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無駄なことだと思いながらも それでもやるのよ

意味がないさと言われながらも それでも歌うの

 

理由などいらない

少しだけ大事なものがあれば それだけで

 

日々は動き 今が生まれる

暗い部屋でも 進む進む

僕はそこでずっと歌っているさ

下手な声をあげて

星野源の歌声は、楽しそうでいて、どこか不安げである。

特に、ちょっと昔の源さんの歌はかなり暗い。

 

もともと星野源に特別な興味はなかった。

しかし、ある日近所のブックオフで星野源のエッセイ「よみがえる変態」をたまたま手に取ったことがきっかけで、星野源の面白さに気づいたのである。

 

誰もが多少なりとも感じている、不安や寂しさといった自分の中のマイナスの感情を、なんと星野源は独りでモリモリと食っていたのだ。

 

このエッセイの中で印象に残った文章があるから引用しよう。

「寂しさは友達である。絶望はたまに会う親友である。そして不安は表現をするものとしての自分の親であり、日々の栄養でもある。不安はご飯だ。」(星野源著「よみがえる変態」文春文庫, pp.103-104)

自分は決して星野源のファンではないけど、この暗さ、嫌いじゃない。

 

まとめ

以上、僕が好きな歌をあげてみた。

どうだっただろう。少しは楽しんでいただけたのだろうか。

もし気に入ったものが一つでもあったなら幸いである。