本の交換というアート
今日、本棚を調べていたら、たまたま見つけた面白い取り組み。「熊野公共文庫」。
京都大学熊野寮の入り口近くに設置されている本棚は、みんなが不要になった本を持ち寄り、本を交換することのできる場となっている。
本棚(というより密閉できるケース)はカラフルなペイントがなされ学生の手作り感がすごいが、ここで行われる本の交換という行為はとても文化的で有意義な感じがして好きだ。
2022年から寮生の本の交換として始まったものらしく、ドイツや北米のパブリック本棚が元になっている。
試しにPublic book shelfと調べると、道端に扉付きの本棚が置いてある写真がたくさん出てきた。ドイツなどではかなり広まっているらしい。では、日本にはこういった取り組みはないのだろうか。
「きんじょの本棚」は本棚が設置してある場所でなら、どこで借りて、どこで返してもいい“まちの本棚”
(出典:きんじょの本棚)
2018年に4箇所から始まり、今では全国で200箇所を超えるらしい。だが、残念ながら私の住んでいる近くにはないので、都会に行ったらぜひ利用してみたいものだ。
熊野公共文庫みたいに、大学内に本の交換所を作ってみたら面白いかもなあ。