2024-01-01から1年間の記事一覧
振り返ると、大学に入ってから3年次の今まで、計700km程度の歩き旅をしてきました。 その経験を通して作った装備表を公開します。 とにかく背負う時間が長いので、それなりに軽くなってます。 冬季低山登山装備 歩き旅装備 歩き旅装備表(一人旅想定・夏季)…
現在、里山では資源利用の低下(「アンダーユース」という)によって生物多様性が劣化することが問題となっており、適正利用による里山再生が目指されてきた。生物多様性国家戦略においても、アンダーユースによる生物多様性の低下が「第2の危機」として取り…
ぼくは歩くのが好きだ。 歩くという行為に関して、大抵の人は好きでも嫌いでもないと思う。 いや、どちらかというと長く歩くのは嫌いな人のほうが多いのではないか。 しかし、ぼくはなぜか歩くのが好きなのだ。 好きと言っても、隣駅まで歩くとか、一日1万…
学部3年の後期になっていよいよRを使い始めた。 備忘録として簡単なサンプルコードを載せておこうと思う。 なお、作図には架空のデータを用いている。 基本の作図 散布図 箱ひげ図 線形回帰 線形回帰1 非線形回帰 ネスルンド式による樹高推定モデル 基本の作…
先日、初めてのドローンを買ってみた。ドローンといっても、100g未満の「トイドローン」と呼ばれる類のものである。 ドローンど素人の分際で恐縮だが、使ってみての感想を述べてみたので、購入を検討中の方はぜひ参考にしていただきたい。 レビュー 追悼記 …
最近になってドローンに興味を持ちはじめた。実習や研究室、インターンなどを通じて、森林科学や林業におけるドローンの可能性の高さに気が付いてしまったのである。 ドローンの良いところは、なんといってもこれまで飛行機からしか撮ることのできなかった航…
こんにちは、旅支度です。 この記事では、透明梱包テープを利用して、耐水仕様の登山用地図を作る方法をお伝えします。 完全に防水できるわけではありませんが、耐久性が上昇し、圧倒的に扱いやすくなるというメリットがありますので、ぜひお試しください。 …
近年のものづくりにおいて急速に失われているもの、それは相棒と呼びたくなるような質実剛健さではないか。 相棒という言葉にも、もはや陳腐な響きすら感じてしまうが、数十年前に作られた製品を見ていると、まさに相棒と呼びたくなるような、何十年も使い込…
夜10時ごろ、誰もいないサークル棟の階段に、足音がこだまする。 今日の負荷は30kgちょっと。背負ったザックの重さに足が悲鳴をあげている。 全身から湧き出る汗はTシャツをすぐにビショビショに濡らし、コンクリートの床には段々と汗のシミが増えていく。 …
人間臭い歌が好きだ。 咽せるような不安と、ちょっぴりの幸せ。 小さくて、決して綺麗ではない僕らの世界を、 そっと切り取ったような歌が好きだ。 ここに、僕の胸に刺さった歌詞を集めてみた。 別に興味はないと思うけど、暇だったら目を通してみてください…
いつからだろうか、宝物と言えるものがなくなってしまったのは。 子供の頃、親にもらったものや、自分で作ったものを「宝物」と呼んで、大切に宝箱にしまっていた。 実際は、その中に入っていたのは、機関車のキーホルダーやコマのバトルで手に入れた小さな…
林学とは何なのか。森林科学との違いはあるのか。 その疑問に答えるために、林学の学問体系について調べてみた。 辞典によると コトバンク検索結果から引用してみる。 改訂新版 世界大百科事典「林学」 森林および林業に関する技術および経済政策についての…
大学生になってから、「諸行無常という言葉は、本当に本質的なことを表しているのだな」と感じることがたまにある。 何だお前宗教にでもハマったのか、と心配されるかもしれないが、決してそうではない。 そういうスピリチュアルなところではなくて、むしろ…
こんにちは! 旅支度です。 大学の春休みを利用して徒歩野宿旅をしてきました。 去年の夏あたりから歩き旅を始めて、だいぶ徒歩×野宿スタイルにも慣れてきたので、今回は参考までに僕の装備を紹介したいと思います。 これから歩き旅を始めようと思っている方…
春休みを利用して2週間ほどの歩き旅をしてきた。 その上で考えたことをざっと書き出してみる。 思ったこと メモ帳はあった方がいい。 靴とレインコートはいいものを使った方がいい。 CB缶を使えるようにしておいて良かった。 寝袋は、結露くらいじゃ問題ない…
こんにちは! 旅支度です。 今回は生物標本の名前を決定する際に役立つデータベースを作ったので紹介していきたいと思います。 目次 目次 生物名統一の重要性 「河川水辺の国勢調査のための生物リスト」の目的 「河川川辺の国勢調査のための生物リスト」の活…
微小昆虫の標本を作るにあたって 博物館で展示されている、箱の中に整然と並べられた標本。 カブトムシやクワガタなどの人気な虫が人々の目を集める一方で、僕の目が一番引かれてしまうのは、他でもなくゴミムシの標本です(笑)。 ゴミムシ好きの人の中には…
ピンセットは標本作成において非常に重要な役割を果たします。 とくに2,3ミリの昆虫だと、普通に売ってるピンセットだと手が出ないので、数千円出してちょっといいやつを買い、先端は自分で調整しましょう。 紙やすりなどを使ってピンセットの先端を細くした…
Google Data Portalって何? 以前の記事で紹介したWebSpecimanagerはデータを登録・管理するのにはとても優れたシステムであるが、残念ながら得られたデータをグラフや地図の形で出力して可視化する機能はほとんど持っていない。そこで、その欠点を埋め、標…
無料で使えて、莫大な昆虫標本の情報をまとめて管理できるWebデータベースサービスがあるのをご存知でしょうか? 実は、WebSpecimanagerという無料の標本データベースサービスがあるので、ご紹介したいと思います。 WebSpecimanagerの概要 関連情報 WebSpeci…
みなさんこんにちは。 みなさんは標本ラベルの印刷どうしていますか? 自分の場合、情報を詰め込みすぎて字が4ptくらいになっているので、家庭用のインクジェットプリンターではどうしても文字が掠れてしまうという問題がありました。 このことで長いこと悩…
双眼実体顕微鏡の選び方 ゴミムシサイズ(大きさ1cm前後)の昆虫の研究に必須のツールが、双眼実体顕微鏡です。 双眼実体顕微鏡は、低倍率で立体的に物体を見るための顕微鏡で、肉眼だと細部が確認できないような大きさの昆虫の標本を作る際や、ゴミムシを同…
微小昆虫標本を扱う際には、顕微鏡観察が必要となる場合が多いが、標本箱内の標本をいちいち取り出してみるのは結構扱いに困るものだ。 それに、標本が増えるほどにごちゃごちゃとしてきて分類の境界がわかりにくくなってしまう。 この問題を解決するために…
みなさん、こんちには。 ここ数日、世間では、なんとかマスとかいうキリスト教のイベントで、随分と大騒ぎしていた様でありまして、インスタのストーリーは変な光るチカチカを男女ペアで見にいっている写真で溢れておりました。 何か、そういう儀式なのでし…