里山学覚書

森林科の学生の自学メモ

2024-01-01から1年間の記事一覧

林学の学問体系

林学とは何なのか。森林科学との違いはあるのか。 その疑問に答えるために、林学の学問体系について調べてみた。 辞典によると コトバンク検索結果から引用してみる。 改訂新版 世界大百科事典「林学」 森林および林業に関する技術および経済政策についての…

諸行無常なエネルギー問題

大学生になってから、「諸行無常という言葉は、本当に本質的なことを表しているのだな」と感じることがたまにある。 何だお前宗教にでもハマったのか、と心配されるかもしれないが、決してそうではない。 そういうスピリチュアルなところではなくて、むしろ…

僕の徒歩旅装備リスト(冬編)〜重量・耐久性・値段の最適バランスを求めて〜

こんにちは! 旅支度です。 大学の春休みを利用して徒歩野宿旅をしてきました。 去年の夏あたりから歩き旅を始めて、だいぶ徒歩×野宿スタイルにも慣れてきたので、今回は参考までに僕の装備を紹介したいと思います。 これから歩き旅を始めようと思っている方…

2週間の歩き旅をして考えたこと

春休みを利用して2週間ほどの歩き旅をしてきた。 その上で考えたことをざっと書き出してみる。 思ったこと メモ帳はあった方がいい。 靴とレインコートはいいものを使った方がいい。 CB缶を使えるようにしておいて良かった。 寝袋は、結露くらいじゃ問題ない…

「河川水辺の国勢調査のための生物リスト」を種名データベースとして活用する

こんにちは! 旅支度です。 今回は生物標本の名前を決定する際に役立つデータベースを作ったので紹介していきたいと思います。 目次 目次 生物名統一の重要性 「河川水辺の国勢調査のための生物リスト」の目的 「河川川辺の国勢調査のための生物リスト」の活…

微小昆虫の標本作りを独学で始める!道具や作り方を詳しく解説

微小昆虫の標本を作るにあたって 博物館で展示されている、箱の中に整然と並べられた標本。 カブトムシやクワガタなどの人気な虫が人々の目を集める一方で、僕の目が一番引かれてしまうのは、他でもなくゴミムシの標本です(笑)。 ゴミムシ好きの人の中には…

昆虫標本のためのピンセットの選び方

ピンセットは標本作成において非常に重要な役割を果たします。 とくに2,3ミリの昆虫だと、普通に売ってるピンセットだと手が出ないので、数千円出してちょっといいやつを買い、先端は自分で調整しましょう。 紙やすりなどを使ってピンセットの先端を細くした…

WebSpecimanagerとGoogleデータポータルで標本データベースを作ろう!

Google Data Portalって何? 以前の記事で紹介したWebSpecimanagerはデータを登録・管理するのにはとても優れたシステムであるが、残念ながら得られたデータをグラフや地図の形で出力して可視化する機能はほとんど持っていない。そこで、その欠点を埋め、標…

WebデータベースWebSpecimanagerで昆虫標本を管理しよう

無料で使えて、莫大な昆虫標本の情報をまとめて管理できるWebデータベースサービスがあるのをご存知でしょうか? 実は、WebSpecimanagerという無料の標本データベースサービスがあるので、ご紹介したいと思います。 WebSpecimanagerの概要 関連情報 WebSpeci…

昆虫標本ラベルのコンビニ印刷のすすめ

みなさんこんにちは。 みなさんは標本ラベルの印刷どうしていますか? 自分の場合、情報を詰め込みすぎて字が4ptくらいになっているので、家庭用のインクジェットプリンターではどうしても文字が掠れてしまうという問題がありました。 このことで長いこと悩…

【必須アイテム】微小昆虫のための双眼実体顕微鏡の選び方と視度調節の方法

双眼実体顕微鏡の選び方 ゴミムシサイズ(大きさ1cm前後)の昆虫の研究に必須のツールが、双眼実体顕微鏡です。 双眼実体顕微鏡は、低倍率で立体的に物体を見るための顕微鏡で、肉眼だと細部が確認できないような大きさの昆虫の標本を作る際や、ゴミムシを同…

簡単!昆虫標本用ユニットボックスの作り方

微小昆虫標本を扱う際には、顕微鏡観察が必要となる場合が多いが、標本箱内の標本をいちいち取り出してみるのは結構扱いに困るものだ。 それに、標本が増えるほどにごちゃごちゃとしてきて分類の境界がわかりにくくなってしまう。 この問題を解決するために…

調子乗って隣の街まで45 キロ歩いて考えたこと

みなさん、こんちには。 ここ数日、世間では、なんとかマスとかいうキリスト教のイベントで、随分と大騒ぎしていた様でありまして、インスタのストーリーは変な光るチカチカを男女ペアで見にいっている写真で溢れておりました。 何か、そういう儀式なのでし…