里山学覚書

森林科の学生のつぶやき

僕の好きな歌

 

 

 

 

人間臭い歌が好きだ。

咽せるような不安と、ちょっぴりの幸せ。

小さくて、決して綺麗ではない僕らの世界を、

そっと切り取ったような歌が好きだ。

 

 

 

 

 

 

ここに、僕の胸に刺さった歌詞を集めてみた。

別に興味はないと思うけど、暇だったら目を通してみてください。

(随時更新)

 

Hmp Back

Hump Backは、関西出身のスリーピースガールズバンドである。

代表曲は、「拝啓、少年よ」。

少年の純粋で情熱的な感情を、飾り気のないシンプルな歌詞に落とし込んで、それを王道コード進行に乗せて歌い上げる。最高だよね。

僕が高校3年生の時、学園祭で「拝啓、少年よ」を軽音部が歌ってるのを聞いていたら知らずに涙が出ていたのが、このバンドを聴き始めたきっかけだった。

日常の中の素朴な愛情や幸せを拾い上げるのが上手くて、素敵な曲がたくさんある。

Lilly


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明日の天気を気にしてる

君がかわいかった

HIRO

神様どうか笑ってよ

あの頃みたく歌ってよ

本当のことはもうどうだっていいよ

どうやら僕らは騙されたみたいだ

ロックンロールの神様ってやつに

恋をしよう

さよならも言えないまま 大人になってく

夢の中でもし会えたなら 君を抱きしめていたい

 

Sunny car wash

ムーンスキップ


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神様に嫌われたって

君が僕を好きならなんだっていいいさ

天国でも地獄でもスキップでいくぜ

「汚い嘘」がつくりだす「綺麗な世界」。

こんな世界も「神様」がつくっているんだろうか。

「ロックンロールに頼りすぎた僕ら」を神様が許してくれなくても、

「君が僕を好きならなんだっていいさ

天国でも地獄でもスキップでいくぜ」。

 

andymori

オルタナ系のバンドが好きな人なら知ってるんじゃないかな。

「サニカ(sunny car wash)はandymoriに似てる」

と聞いたのがきっかけで聴き始めたけど、実際聞いてみてこの両者は全然違う。

 

小山田壮平の不安が、僕たちに深い共感を与えているのだと思う。

ベンガルトラとウイスキー


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安いウイスキーウイスキーウイスキーウイスキーで全部

丸一日全部無駄にしてしまうようなそんな

Life is party, life is showtime なんて

またおどけた顔で言いたいわけじゃない

Peace

母さん あなたの輝きを僕は忘れないよ

父さん あなたの悲しみを僕は知りたいのです

友よ ただ君のための僕でありたかったんだ

君のように美しくありたかったんだ

本当の心 本当の気持ち

こんな儚い世界の中に 信じた歌がある

こんな儚い世界の中に 信じた人がいる

 

buck number

こちらは、言わずと知れた国民的ロックバンドだが、その中でも少しマイナーなものをあげておこう。

ここだけの話、清水依与吏はルックスと性格があってないと思うのは、僕だけだろうか。

リッツパーティー


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足りないものを 見つけて

それが君だと ちゃんと言おう

 

いきものがかり

準備中

 

YUI

準備中

 

マカロニえんぴつ

スーパーで流れていたのを聞いたのが最初だった。

メンバーが若いだけあって、大学生くらいの若者の感情を表現するのが上手い!

歌詞がめちゃくちゃいい。

ヤングアダルト


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ハロー絶望

こんなはずじゃなかったかい?

でもね、こんなもんなのかもしれない

 

僕らに足りないのは いつだって

アルコールじゃなくって 愛情なんだけどな

「絶望」がしきりに訪れるあまり、もはや「ハロー」と言ってそれを迎えるしかない。

力なく壁にもたれながら、顔には諦めの微笑みを浮かべている。

そんな打ちひしがれた状況を、本当に救えるのは「愛情」なのはわかってるんだけど、それすら望めない僕たちは「飽きるまで飲」むほかないのだ。

「でもね、こんなもんなのかもしれない」。

理想と現実のギャップに苦しむ人は、理想を追い求めているからこそ傷ついている。

だからこそ「僕らは美しい」のである。

洗濯機と君とラジオ

最低限の生活には
洗濯機と君とラジオ
週末は踊ろうよと
誘ったが実は興味ない

 

贅沢を望むなら
冷蔵庫と夢とステレオ
週末は踊ろうねと
誘ったら君も興味ない

生活の必需品と同列に「君」を扱うところが斬新で面白い。

「君のいない生活など考えられない」というありきたりな内容なのに、独特な表現によってとても印象的な歌詞になっていてすごく好きだ。

あとは、「レモンパイ」がいいね。

 

吉田拓郎

親父の影響で中学生の頃からめちゃくちゃ聞いてた。

古いし周りのみんなは誰も知らないんだけど、良いんだよね、これが。

現代の歌手にはない泥臭さみたいのを感じる。

間に合うかもしれない


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間に合うかもしれない 今なら

今の自分を捨てるのは 今なんだ

元気です

幸せの色は 日に焼けた肌の色

唇に浮かんだ 言葉は塩の味

 

あいみょん

猫


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夕焼けが燃えてこの街ごと

飲み込んでしまいそうな今日に

僕は君を手放してしまった

 

明日が不安だとても嫌だ 

だからこの僕も一緒に

飲み込んでしまえよ夕焼け

「猫」ってdishじゃないの?と思われるかもしれないが、実はこの曲を作ったのは、あいみょんである。僕は、あいみょんが弾き語りで歌う「猫」が大好きだ。

ら、のはなし

君の持っているもの 僕に少しください

それがきっと 二人をつなぐ何かになるだろう

他にも、「明日世界が終わるとしても」とかもいい。

毛色の変わったところだと、「ナウなヤングにバカウケするのはあたり前田のクラッカー」がある。これは死語をテーマにした曲なのだが、僕らの世代にとっては逆に新鮮に感じられて面白い。

 

星野源

日常


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無駄なことだと思いながらも それでもやるのよ

意味がないさと言われながらも それでも歌うの

 

理由などいらない

少しだけ大事なものがあれば それだけで

 

日々は動き 今が生まれる

暗い部屋でも 進む進む

僕はそこでずっと歌っているさ

下手な声をあげて

星野源の歌声は、楽しそうでいて、どこか不安げである。

特に、ちょっと昔の源さんの歌はかなり暗い。

 

もともと星野源に特別な興味はなかった。

しかし、ある日近所のブックオフで星野源のエッセイ「よみがえる変態」をたまたま手に取ったことがきっかけで、星野源の面白さに気づいたのである。

 

誰もが多少なりとも感じている、不安や寂しさといった自分の中のマイナスの感情を、なんと星野源は独りでモリモリと食っていたのだ。

 

このエッセイの中で印象に残った文章があるから引用しよう。

「寂しさは友達である。絶望はたまに会う親友である。そして不安は表現をするものとしての自分の親であり、日々の栄養でもある。不安はご飯だ。」(星野源著「よみがえる変態」文春文庫, pp.103-104)

自分は決して星野源のファンではないけど、この暗さ、嫌いじゃない。

 

まとめ

以上、僕が好きな歌をあげてみた。

どうだっただろう。少しは楽しんでいただけたのだろうか。

もし気に入ったものが一つでもあったなら幸いである。

デスコケースを標本箱の代替として使う方法

標本箱(自作ユニットボックス仕様)

標本箱の代替品を探していたところ、デスコケースというものを目にしたので、実際に標本箱として使う方法を試してみた。

デスコケースについて

今回用いるのは、こちら。蝶プラ工業の「デスコ BS-1A」という製品。

大きさは、

  • 外寸:W31.9×D24×H6.1cm
  • 内寸:W30.7×D22.8×H5.2cm

となっていて、標本箱としてはちょうどいい大きさと厚みである。

値段は1000円ちょっとで、ドイツ箱に比べて非常に安い。

蓋はそれなりにしっかりとハマり、気密性はそこそこ。

という感じのクリアケースで、まるで標本を入れるために作られたかのような代物だ。

 

とりあえず試しに一つ購入してみた。

おぉ、意外とでかいな。

実際に見るとかなり大きく感じる。透明度はすごく高く、テンションが上がる。蓋の作りも確かに悪くない。期待通りの製品だった。

 

さて、こいつを標本箱として使うにあたって、ペフ板(ポリエチレン・フォーム)と呼ばれる針を刺すための板が必要なのだが、これは発泡スチロールの板で代用できる。

今回はホムセンで「デコパネ」という商品を買ってきて使用した。

この板をケースの底に貼り付ければ標本箱の完成なのだが、それだけではつまらない。

ということで、今回このケース専用のユニットボックスを作ってみた。

専用ユニットボックスを作る

自作ユニットボックス

これを使えば、微小昆虫を顕微鏡観察するときにいちいち標本を一つ一つ取り出してみる手間がなくなる。また、分類・整理をしやすくなるので標本内がスッキリする、などのメリットがある。

作り方

作り方は簡単。

下に添付した型紙をA4厚紙に印刷し、切り出してノリで組み立て、底にペフ板を貼るだけだ。

注意点としては、拡大・縮小印刷しないこと。家で印刷できない、厚紙で印刷できないなどの場合には、ファミマの光沢紙印刷を利用すると良い。組み立てる際は両面テープよりノリを使ったほうが耐久性が高いのでおすすめである。

このユニットボックスが、デスコケース内に六個収まる。標本を観察するとき取り出しやすいように、若干隙間のできるサイズとなっている。もっと隙間を無くしたいという人は自分で型紙から作るといい。

ユニットボックス10.1_11.2_35.5

ちょっとふにゃふにゃするのが気になるユニットボックスであるが、まあそこはご愛嬌ということで。

防虫剤について

ついでに防虫剤の話もしておこう。

標本はタバコシバンムシなどの害虫に食われやすいので、防虫剤を入れておくのが賢明だ。

今まで使っていた防虫剤はパラジクロロベンゼンだったが、スチロールが溶ける被害にあったため、プラスチックを侵さないと言われるミセスロイドを使うことを勧める。

湿度の高い環境で保存するときは乾燥剤も合わせて入れておこう。

害虫・カビ被害を防ぐためには、蓋の隙間をテープで塞ぐことも有効だと思う。

しかもこれ匂いがしないんだぜ!!

まとめ

この記事ではデスコケースを標本箱の代替品として使う方法として、専用ユニットボックスを自作するやり方を紹介した。

定番のタッパーを使う方法より多少お金はかかるが、見栄えも良く、大きさ的にも使いやすい標本箱になっていると思う。ドイツ箱を買えない貧乏虫屋(一言余計)には、ぜひ試してみていただきたい。

歩き旅・登山のための装備リスト

振り返ると、大学に入ってから3年次の今まで、計700km程度の歩き旅をしてきました。

その経験を通して作った装備表を公開します。

とにかく背負う時間が長いので、それなりに軽くなってます。

冬季低山登山装備

歩き旅装備

  • ナイフは便利だが、万が一職質された時に持っているとよくない(笑)。
  • 銀マットは筒状にしてザックの内側に沿わせておき、その中にパッキングしていくと楽だしキレイに収まる。
歩き旅装備表(一人旅想定・夏季)

<衣>着ていくもの含む
1. ウォーキングシューズ(非防水でOK)
2. 半ズボン×2
3. 半袖Tシャツ×3
4. 靴下×3
5. 下着×3
6. 長袖Tシャツ(防寒用)×1
7. レインウェア
8. 手拭い
9. ハンドタオル
10. 帽子
11. (サンダル)

<食>
1. コッフェル
2. ガス(CB缶が良い)
3. シングルバーナー(CB缶対応が良い)
4. ライター
5. (防風板)
6. 箸
7. トイレットペーパー→外側にガムテープを巻く
8. ウォーターキャリー
9. ボトル(orハイドレーション)
10. 行動食

<住>
1. テント(例:ICIゴアシェルター1人用)
2. ペグ ×8本
3. 銀マット → 110cmにカット
4. インナーシーツ→綿が良い
5. (耳せん・アイマスク)

<その他>
1. 財布
2. スマホ
3. ファーストエイドキット
4. ヘッドライト
5. 汗拭きシート
6. 日焼け止め
7. 髭剃り・ジェル
8. レインカバー
9. 折り畳み傘
10. モバイルバッテリー
11. 細引き
12. (ナイフ)

歩き旅装備表(一人旅想定・冬季)

<衣>着ていくもの含む
1. ウォーキングシューズ(非防水でOK)
2. 長ズボン×2
3. 半袖Tシャツ×3
4. 靴下×3
5. 下着×3
6. フリース
7. ダウン(例:UNIQLO ウルトラライトダウン)
8. (腹巻き)
9. レインウェア
10. 手拭い
11. ハンドタオル
12. 帽子
13. (サンダル)

<食>
1. コッフェル
2. ガス(CB缶が良い)
3. シングルバーナー(CB缶対応が良い)
4. ライター
5. (防風板)
6. 箸
7. トイレットペーパー→外側にガムテープを巻く
8. ウォーターキャリー
9. ボトル(orハイドレーション)
10. 行動食

<住>
1. ツェルト(例:アライテント スーパーライトツェルト1)
2. ペグ ×8本
3. 銀マット → 110cmにカット
4. シュラフ
5. (耳せん・アイマスク)

<その他>
1. 財布
2. スマホ
3. ファーストエイドキット
4. ヘッドライト
5. 汗拭きシート
6. 日焼け止め
7. 髭剃り・ジェル
8. レインカバー
9. 折り畳み傘
10. モバイルバッテリー
11. 細引き
12. (ナイフ)

長距離歩行装備表(日帰り)

1. サブザック(18L程度)
2. 水2L
3. 行動食
4. レインウェア
5. 手拭い
6. ファーストエイド
7. 折り畳み傘
8. ヘッドライト
9. モバイルバッテリー

登山装備

低山登山装備表(テント泊・冬季)
  • ザックは1,2泊なら40~50 L程度(例:kestrel 38)
  • 着用服・水・食料を抜いて約 6 kg
  • ツェルトからテントに変更しても約 7 kg

<衣>着ていくもの含む

  1. 登山靴
  2. 長ズボン×1
  3. 半袖Tシャツ×1
  4. 靴下×2
  5. フリース
  6. ダウン(例:UNIQLO ウルトラライトダウン)
  7. (腹巻き)
  8. レインウェア
  9. グローブ
  10. ネックウォーマー
  11. 手拭い
  12. 帽子

<食>

  1. コッフェル
  2. ガス(OD缶)
  3. シングルバーナー
  4. ライター
  5. 防風板
  6. 箸
  7. トイレットペーパー→外側にガムテープを巻く
  8. ウォーターキャリー
  9. ボトル(orハイドレーション)
  10. 行動食
  11. 非常食

<住>

  1. ツェルト(テント)
  2. ペグ ×8本
  3. 銀マット → 110cmにカット
  4. シュラフ

<その他>

  1. 財布
  2. スマホ
  3. 腕時計
  4. コンパス
  5. 地図
  6. ファーストエイドキット
  7. ヘッドライト
  8. 予備電池
  9. 汗拭きシート
  10. レインカバー
  11. モバイルバッテリー
  12. 細引き
  13. (ナイフ)

里山の担い手は誰か?

現在、里山では資源利用の低下(「アンダーユース」という)によって生物多様性が劣化することが問題となっており、適正利用による里山再生が目指されてきた。生物多様性国家戦略においても、アンダーユースによる生物多様性の低下が「第2の危機」として取り上げられている。

里山再生において問題となるのが、活動の担い手である。今回は里山再生の担い手について考えてみる。

 

1990年代の里山ブームでは、市民ボランティアが注目を集めた。市民ボランティアによる里山再生の事例では、神奈川県横浜市などを筆頭として成功事例も見られる。

しかし、ボランティアに依存する事業はうまくいかないことも多く、活動の持続性に問題がある。また、近年では、ボランティアの高齢化も深刻である。そもそもボランティアは都市近郊でのみ有効であり、適応できる面積も小さいことから、全国的な放置里山問題の解決には繋がらない。大径木の伐倒が困難であることなど、技術的な問題もある。旧薪炭林のブナ科樹木の大径化に伴うナラ枯れの拡大の観点から、大径木を放置した管理には注意すべきである。

 

では、誰が担い手となるべきか。

 

僕は、里山の本来的な利用者である山村住民による農業的利用の復活こそが、本当の意味での里山再生を可能にすると思う。

キャンプ場と契約した薪炭の生産や、高付加価値の山地酪農、椎茸・ホダ木の販売ルートの拡大、堆肥の生産、文化財のための屋根葺き用カヤの生産、街ぐるみでのジビエ利用の推進、サクラ・紅葉の名所づくりなど、従来の里山利用形態から現在のニーズに合わせた里山利用形態への転換を模索することが必要だと思う。

そのためには、若者の移住や新規事業者の参入が必要不可欠だと考える。

 

また、里山は奥山と山村の中間に位置し、自然と人とのバッファーゾーンとしての役割も持つ。そのため、里山再生は野生動物被害の低減にもつながると考えられる。もちろん、野生鳥獣管理にはハンターの確保も必要である。

このように、里地里山という景観スケールで問題を捉え、産業として成り立った上で全体として調和した里山景観を作ることを目標にすべきであると考える。

それを行うのには個人では力不足で、自治体が里山利用を推進していくべきであると考える。

Rの備忘録

学部3年の後期になっていよいよRを使い始めた。

備忘録として簡単なサンプルコードを載せておこうと思う。

なお、作図には架空のデータを用いている。

基本の作図

散布図

散布図

散布図1

箱ひげ図

箱ひげ図

箱ひげ図1

線形回帰

線形回帰1

線形回帰

線形回帰1

非線形回帰

ネスルンド式による樹高推定モデル

ネスルンド式による樹高推定

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Holy Stone HS130 レビュー & 追悼記 〜俺の初号機、華と散る〜

先日、初めてのドローンを買ってみた。
ドローンといっても、100g未満の「トイドローン」と呼ばれる類のものである。

ドローンど素人の分際で恐縮だが、使ってみての感想を述べてみたので、購入を検討中の方はぜひ参考にしていただきたい。

 

レビュー

さて、今回購入したドローンはこちら。

HS130

Holy Stone HS130

Holy Stone ドローン 100g未満 申請不要 小型 1080Pカメラ 子供向け バッテリー3個 33分飛行時間 折り畳み 室内 高 – Holy Stone Japan

 

100g以下のトイドローンの中でも、ある程度重さがあって、おもちゃらしさを感じないモデルである。
重量は100g規制ギリギリの95.2g。1080Pカメラがついている。

 

カメラの画像はこちら。

HS130撮影画像

 

次に、この製品を使ってみて感じた良い点ともう少しな点を挙げてみよう。

 

良い点

・100g未満
・カメラがついている
・電子制御の少なさ(練習用としてGood)
・価格が安い
・コンパクトに折りたためる
・バッテリーが3個ついている(合計約30分)
・デザインがかっこいい

 

もう少しな点

・耐風性が低い
・視認性が低い(地味すぎ)
・画質が悪い
・カメラの角度調整が手動
そして何よりも…
・旋回速度の調整が効かない!!

 

100g未満は風に弱いということは予想できたし、カメラの性能にも期待はしていなかったので良いのだが、個人的に一番気になったのは旋回速度が調整できないことである。

旋回が早すぎて、ノーズインサークルや八の字飛行はもってのほか、正確に90度向きを変えるといった基本的な操作まで難しかった。もっぱら練習用として購入していたので、これは誤算だった。初心者用と思ったが、逆にこれで八の字が描ける人は相当上手いのだろうな。

 

追悼記 〜俺の初号機、華と散る〜

その日は、それほど風が強いわけではなかった。しかし、今思えばあいつ(HS130)は無理をしていたのかもしれない。大学の近くの河原が俺とあいつの別れの場所となった。いつも通りのホバリング練習を終え、あいつは自由飛行に移っていた。風は強くないが、確実に流されているのを感じた。俺が迂闊だった。あいつに風下に行くよう命じて数十メートル離れた時点で、帰還の合図を出したのだが、あいつが風上に向かって飛ぶことはなかった。それどころかどんどん横に流されていく。慌てて当て舵を当てようとするも、風に流されるばかりでどちらが正面を向いているかすらわからない。もはや操縦不可能。その先には田んぼが広がっていて、このまま目視外に入って行ってそこで作業している農家さんにでも当たったら大事である。南無三。俺は咄嗟に緊急停止ボタンを押していた。落ちたあたりに目星をつけ、歩きにくい河原を走って小さな橋を渡り対岸へ出た。パッと見える範囲にはあいつは墜落していない。幸い農家さんもいなかった。川の近くの田んぼを畦道から丹念にみて探したが、一向に見つからない。となるとあいつは川縁の藪の中に落ちたに違いない。ブタクサの薮に分け入り何度も探したが、とうとう3限の時間が近づいてきてしまった。ギリギリまで探してやむなく捜索打ち切り。あんなにシールで目立つ色にしておいたのに…。ごめんな、骨は拾うって約束してたのにな...。薮に落ちてしまったドローンを見つけるのは至難の業のようだ。ドローン初心者にはよくあることなのだろうが、まだ数時間しか飛行させていない機体をロストしたことがショックで、その夜は大盛2杯しかご飯が食べられなかった。

 

反省点

・風が強い中飛ばしたこと
・風下に飛ばしたこと
・足元が悪く、すぐに走っていけなかったこと
・飛行高度が低かったこと
・見通しが良くなかったこと
・視認性が良くなかったこと
・飛行中の向きがわかりにくかったこと

 

対策

・風が強い時は飛ばさない
・風下に飛ばさない
・見通しがよく、歩きやすい場所で飛ばすこと
・ある程度の高度を保つこと
・蛍光色テープなどで視認性を上げること

 

今回のトラブルは風が弱ければそもそも起きなかったわけで、その上で風下に飛ばしたのも良くなかった。飛ばす場所も遠くに流れて行った時のことを考えていなかった。場合にもよるが、もっと高度を上げていれば目視外の範囲に入らずに済んだかもしれない。(ただし高度を上げると風も強くなってしまう)。今後は流されるリスクも十分考慮して操縦を行いたいと思う。

 

まとめ

以上、HS130のレビューと、製品使用中に実際に起こったトラブルの概要と反省点、対策について書いた。
この記事をお読みの皆様には、買ったばかりの大事なドローンをロストしないよう十分気をつけてほしい。

 

ではまた。今後はドローンネタもお楽しみに。

林業におけるドローンの可能性

最近になってドローンに興味を持ちはじめた。
実習や研究室、インターンなどを通じて、森林科学や林業におけるドローンの可能性の高さに気が付いてしまったのである。

ドローンの良いところは、なんといってもこれまで飛行機からしか撮ることのできなかった航空写真を、個人で気軽に撮影できるようになったことだろう。しかしながら、ドローンの使い道は単に空撮をすることだけではない。ドローンの可能性は無限大なのだ。

森林科学の分野でもドローンが使われる機会は多くなり、今後もさらに利用の拡大が予想される。大学の研究においても、調査地の航空写真を撮ったり、レーザーを使ってDEM(数値標高モデル)を作成したりすることにドローンを利用している。数100mスケールの調査地を扱うことの多い森林科学の研究では、ドローンはもはや必需品の一つであると言える。

林業においても、ドローンが使われる機会は増えていくことが予想できる。DEMの作成や崩壊地の調査、苗木などの資材運搬、薬剤散布、林道や橋の点検などに加え、今後更なる用途が模索されていくだろう。AIと組み合わせることで、僕たちには想像もできないようなことが実現する可能性が高い。

このような現状と展望より、学生時代からドローンの素養を身につけておくことは今後林業関係の仕事をしていく上で非常に役立つと思う。2022年から始まった国家資格の取得も、学生のうちに行っておくとアドバンテージになりそうである。

20年前には想像もできなかった、個人で簡単に空撮ができる時代が到来している。ドローンを始めるなら今ではないだろうか。

相棒と呼びたくなるようなモノづくりとは?

近年のものづくりにおいて急速に失われているもの、それは相棒と呼びたくなるような質実剛健さではないか。

相棒という言葉にも、もはや陳腐な響きすら感じてしまうが、数十年前に作られた製品を見ていると、まさに相棒と呼びたくなるような、何十年も使い込みたくなるような魅力を持っているように思えてならない。

それに比べて、近年の製品は安全性や環境性、経済性を重視しすぎたあまりに、使いこみたくなるような愛着のわくものが少なくなってしまったような気がする。

この背景に、消費者のニーズの変化があったことは間違いない。バブルが終わりを告げ、人々の経済力が低下する中、大量消費と安全志向、環境志向が同居する、おかしな時代を迎えた。

最新のプリウスやクラウンを見て、ミラジーノの方が100倍いいなと思ってしまう自分は、この時代にあっていないのだろうか。

今夜も歩荷

夜10時ごろ、誰もいないサークル棟の階段に、足音がこだまする。

今日の負荷は30kgちょっと。背負ったザックの重さに足が悲鳴をあげている。

全身から湧き出る汗はTシャツをすぐにビショビショに濡らし、コンクリートの床には段々と汗のシミが増えていく。

 

「歩荷」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

 

歩荷とは、ザックや背負子で荷物を背負い、歩いて運ぶことである。

まるで荷物に足が生えて歩いているように見えることから「歩荷」と呼ばれる。

山小屋の食材・資材はこびのために行われることが多いが、大学ワンダーフォーゲル部では専らトレーニングの一環として行われる。

僕の所属するワンダーフォーゲル部はユルい部活なので、歩荷といっても20kgちょっとで階段を20分間上り下りするだけだが、それでも今までの僕にとってはそこそこキツかったし他の大学もこんな感じでやっているのだろうと思い込んでいた。

 

しかし僕はある日たまたま、関東のガチ勢ワンダーフォーゲル部の実態を知ることとなった。

 

先日、夏合宿の内容が八ヶ岳の縦走に決まり、「このままでは体力が全然足りない」と危機感を持った僕は、やる気のある後輩を誘って大学近くの山で歩荷をすることにした。

ザックには寝袋と2Lペットボトルを9本、行動食などを入れ、総重量は約20kgになった。

この荷物を背負って大学から道路をトボトボと5kmほど歩いて、登山口に着いた。この頃にはだいぶクタクタになっており、登山道に入ってからすごくしんどかった。稜線まで出てちょっと歩くと山小屋がある。そこでみんなで棒ラーメンを食べた。お昼を食べると急に元気が出てきて、帰りは少しの余裕を持って帰宅した。

 

その時の写真をインスタに投稿すると、東京の大学に行った1つ上の幼馴染Tから久しぶりにメッセージが届いた。そこで僕は大変なショックを受けることとなった。その時の会話を書いてみる。

 

T「俺も丹沢の鍋割山で歩荷やってる」

僕「みんな何キロくらい背負ってる?」

T「30kgから採用でアベは50kgくらい」

T「現役で100背負う人もいる」

僕「想像超えてたわ」

T「64背負って学生最強だったんだけど、最近抜かれちゃったから今の学生最強は67」

T「意外と気合でなんとかなるよ」

僕「そうなのか、、俺もちょっと増やしてみるよ」

T「毎週歩荷して、5kgずつしていくと結構伸びやすい」

T「ある週で限界が来る」

 

 

なんだって⁉︎ ちょっとよくわからないなあ。

最低30??アベ50??

67で学生最強???

気合でなんとかなる??

 

どうやら関東のガチ勢ワンダーフォーゲル部は50kgを平気で担ぐらしい。

本当にびっくりした。それとともに、ちょっとした対抗心が生まれてくるのを感じた。

Tは幼稚園の時から知っているが、別に体格の良い方ではないし、体重も多分60kg以下だろう。背も高くはないし、一体これはどうなってるんだと。体格はほぼ同じのあいつにできて俺にできないはずがない!という単純な思い込みで、歩荷に本格的に取り組むことに決めたのだった。

 

それから僕はほぼ毎日階段で歩荷をした。夜なってから誰もいなくなったサークル棟で誰にも言わず、独りで。

 

その次の週末には25kgで歩荷登山をしたが、この時、急登でものすごく苦しむことになった。平地ではへっちゃらなのに上りに入ると一歩一歩がすごくキツくなる。階段登降の比じゃない。坂が永遠に続くかのように感じた。

だけどこんなところで諦めるわけにはいかない。他の大学ではこの倍背負って登ってるんだと自分に言い聞かせ、なんとか山頂まで往復してヘットヘトになって部室に戻った。

一体、こんなんでいつ50kg背負えるようになるのだろうかと、自分の弱さに辟易した。

 

翌日から階段登降の負荷を30kgに増やした。大汗をながし少し息をあげながらではあるが、いつも通りの20往復ができることがわかった。

あと、運動してもタンパク質を摂取しなければ筋肉にならないと思って、歩荷後にザバスを飲むことにした。

きついトレーニングをした後に飲むザバスは美味しい。歩荷は嫌いじゃないと思った。

 

次の週末には歓迎登山が開催された。みんな軽装で来る中置いてかれるのは嫌だったので15kg程度で登ったが、これは余裕だった。10kgできつそうにしている一年生がかわいかった。

 

その後も何人かの一年生に声をかけ、練習登山を計画している。明日も来週末も、近くの山で歩荷をするつもりだ。

 

当面の目標は、7月中に40kgで階段登降、30kgで歩荷登山。

他にも筋トレやランニング、登山に関わる知識の勉強など頑張っていこうと思う。

宝物

いつからだろうか、宝物と言えるものがなくなってしまったのは。

 

子供の頃、親にもらったものや、自分で作ったものを「宝物」と呼んで、大切に宝箱にしまっていた。

実際は、その中に入っていたのは、機関車のキーホルダーやコマのバトルで手に入れた小さなタイル(メダルのように扱われていた)など、大したものではなかった。おばあちゃんからもらったビールの王冠も大事にとっておいた。

あの頃の僕の世界は小さくて、でもキラキラしたもので溢れていた。 親はそんなに色々買ってくれる方ではなかったし、もらったもの一つひとつが宝物だった。

 

今、僕はバイトや奨学金によって、親からの仕送りがなくても生活でき、さらに少し貯金ができる程度の生活を送っている。

浪費するわけではないから、貯金はそれなりに溜まって、欲しいものは簡単に買えるようになった。 クレジットカードも持ったし、ネットショッピングじゃボタンひとつで欲しいものが手に入る。

自立した生活や、自分で稼いだお金でものを買うということは、自分が望んだことだし、望ましいことのはずだ。

それなのに今は、この余裕のある生活こそが、何かを手に入れることの喜びを半減させてしまっているように思えるのだ。

 

全てのものが、大切なようでもあるし、別になくなっても構わないとも思える。

 

今の僕にとって、宝物と言えるものがあるのだろうか。